使い方

ドローンの運航を支える道具をまとめたアプリです。空域と気象の確認から、飛行の判断・記録、業務の計算まで行えます。

はじめに

まず押さえておきたいこと

画面の構成

機能は3つのカテゴリに分かれています。画面の上(スマートフォンでは下)で切り替えます。

空域確認飛ばせる場所か、飛ばせる天気かを調べる
判断・記録飛ばすかどうかを判断し、飛行を記録する
業務見積・撮影計画・測量など、仕事で使う計算

地点の決め方

多くの画面で共通です。次のどれでも指定できます。

  • 地名・住所で検索する(例:岡山市/倉敷/◯◯駅)
  • 「現在地」を押す(端末の位置情報を使います)
  • 緯度・経度を直接入力する
  • 地図をタップして選ぶ

登録しなくても使えます

飛行禁止エリア・緊急用務空域・気象・他者の飛行計画など、安全に関わる情報は登録なしでご覧いただけます。 フリーに登録すると、予報を先まで見られる・飛行日誌を使えるなど、できることが広がります。

このアプリが示す数値・判定はすべて目安です。機体の仕様、当日の現地の状況、 法令や許可・承認の要件は、必ずご自身で確認してください。 飛行の可否を最終的に判断するのは操縦者です。
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空域確認

飛ばせる場所か、飛ばせる天気かを調べます

総合確認開く

地点を決めると、いまの運航条件がひと目で分かります。トップ画面です。

  • 運航シグナル:風・突風・雷などをまとめて、飛行可・注意・非推奨で示します
  • 風速、突風、視程、雷リスク、降水量
  • 日の出・日の入り、雲底の高さの目安
雲底は気温と露点から求めた推定値です(Espyの式)。気温と露点が近いときは 地表付近で霧が出ている可能性があります。

天気予報開く

飛行できる日を探すための予報です。判断の軸になる雨と風を並べています。

  • 日ごと:天気、降水量と確率、最大風速と突風、風向、気温、日の出入り、飛行可否の目安
  • 日付をタップすると、時間ごとの詳しい表が開きます
  • 時間ごとの表では地上10mと高度100mの風を並べて確認できます
飛行可否の目安は、地上の風と高度100mの風の厳しい方で判定しています。 離陸できても上空が強い、という見落としを防ぐためです。
3日目までは細かい格子の予報ですが、4日目以降は精度が落ちます。 点線で示した日は、時間ごとの細かい変化がならされているため、 「その日は荒れそうか」という傾向としてご覧ください。
先まで見られる日数:ゲスト1日/フリー2日/スタンダード7日/プロ14日

開く

地図の上に風の向きと強さを重ねて表示します。高度別に切り替えられます。

  • 高度は10m/50m/100m/150m/200mから選べます
  • 時刻スライダーで先の時間の風を確認できます
  • 矢印の色が飛行可否の目安(緑=可、橙=注意、赤=非推奨)です
  • 雨雲・飛行禁止エリア・他者の飛行計画を重ねられます
太陽ボタンを押すと、地図に3本の帯が出ます。 赤=日の出の方向、黄=日の入りの方向、オレンジ=選択した時刻の太陽の方向です。 朝夕の撮影で順光・逆光の向きを事前に決められます。日の出前・日の入り後は オレンジの帯は出ません。
50mと150mは、実測される高度の値から計算した推定です(10mと80m、120mと180mから求めています)。

風速換算開く

地上で測った風速から、飛行高度の風速を計算します。

  • 実測した風速と、測った高さを入力します
  • 地表の状況(市街地・住宅地・平野)を選ぶと、高度ごとの目安が出ます
  • 機体の耐風性能を入れると、余裕がどれだけあるか分かります
計算式は消防庁が示したもの(消防消第13号)を使っています。画面内に式と出典を載せています。

雨雲開く

実況のレーダーと、この先12時間の降水予報を動画で確認します。

  • 左が過去〜現在の実況、右へ進めると予報です
  • 再生ボタンで動かせます

電波開く

操縦や映像伝送に使う電波の状況を確認します。

GNSS開く

測位に使える衛星の状況を確認します。衛星が少ない時間帯は位置が不安定になりやすくなります。

飛行禁止エリア開く

国土交通省(DIPS2.0)の公式データをそのまま表示します。

  • DID(人口集中地区)
  • 空港等の周辺
  • 飛行禁止法の対象施設周辺(2026年7月14日施行の範囲拡大に対応済み)
  • その他
  • 緊急用務空域:指定されると表示されます
ここに表示されない場所でも、条例や施設管理者の定めにより飛行できない場合があります。 最終的な可否は、管轄する行政機関・管理者にご確認ください。

立入管理開く

第三者が立ち入らないようにする範囲の目安を計算します。

  • 飛行の種類を選びます
  • 機体が制御を失ったときに到達しうる距離(緩衝距離)を求めます
  • 催し場所の上空の場合の立入禁止区域も計算できます

電波見通し開く

送信所と機体のあいだの見通しを確認します。

  • 周波数と区間を指定します
  • フレネルゾーンに障害物がかかっていないか調べます
  • リンクバジェット(電波の余裕)も計算します
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判断・記録

飛ばすかどうかを判断し、飛行を記録します

飛行判断・KY開く

飛行前の確認と、危険予知(KY)をまとめて行います。

  • 気象・GNSSの自動取得:地点を指定すると、風や衛星の状況が自動で入ります
  • 業務情報:日時・場所・目的などを記入します
  • 飛行前確認:機体・バッテリー・プロペラなどを順に確認します
  • 飛行判定:地上リスク、SAIL、点数式で総合的に判断します
  • KY確認・リスクサイズ簡易見積・RAKY記入欄:危険予知の内容を記録します
航空法が求めているのは飛行前点検です。天候の確認そのものが法律上の義務と 定められているわけではありませんが、風は事故に直結するため、安全上きわめて重要です。 最新の要件は国土交通省の情報をご確認ください。

飛行日誌開く

法定様式に沿って飛行を記録します。特定飛行では備えることが求められます。

  • 機体情報:機体ごとに日誌を備えます
  • 飛行を記録する:飛行の年月日、経路、時刻、飛行時間などを記入します
  • 飛行記録 一覧:これまでの記録を一覧・検索できます
  • 日常点検を記録する:点検の記録も残せます
  • 法定様式で出力できます
記録は端末の中に保存されます(フリーから)。スタンダード以上ではサーバーにも保管でき、 端末を買い替えても記録が戻ります。
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業務

仕事で使う計算をまとめています

空撮開く

撮影の設定を決めるための計算です。

  • EV値(露出):明るさから絞り・シャッター・ISOの組み合わせを求めます
  • 被写界深度(DOF):どこからどこまでピントが合うかを計算します

散布開く

農薬散布の計画を3段階で組み立てます。

  • STEP 1 圃場を決める:全国の筆ポリゴンから対象の区画を選びます
  • STEP 2 薬剤量を出す:面積から必要な薬剤量を計算します
  • STEP 3 ドリフトを判断する:風下への飛散を判定します
  • 面積の単位換算(反・畝・ヘクタール等)も行えます

測量開く

UAVレーザ測量の精度管理表を作ります。

  • 調整点のデータを入力します(CSVの貼り付けで一括入力もできます)
  • 計測範囲全域の差を統計で確認できます
  • 公式様式(様式1-23 調整点点検精度管理表)で出力できます

点検開く

インフラ点検で使う計算をまとめています。

  • 解像度(GSD):どこまで細かく写るかを計算します
  • 放射率・反射率 早見表:赤外線・サーマル撮影用
  • サーマル温度 補正:測定値を補正します

撮影計画開く

写真測量やオルソ作成のための飛行計画を組みます。

  • カメラの諸元を入力します
  • 高度から解像度を、解像度から高度を求められます
  • オーバーラップと飛行速度を決めます
  • 撮影範囲から必要な枚数・時間を積算します

飛行時間開く

バッテリーがどれだけ持つかを見積もります。

  • バッテリーの条件を入力します
  • 風と巡航速度から消費を見込みます
  • 目的地までの余裕、必要なバッテリー本数が分かります

日の出開く

日の出・日の入りと、太陽の位置を調べます。

  • 昼間飛行できる時間帯が分かります
  • 撮影に効く時間帯(マジックアワー等)を示します
  • 任意の時刻の太陽の位置と影の向きを計算します

単位換算開く

長さ・面積・速度などの単位を換算します。

見積・価格調査・販促・コンサル

受注と経営のための計算です。

  • 見積:人件費・機材費・交通費・経費から原価を積み上げ、利益と税金を計算します
  • 価格調査:業務ごとの相場を確認し、自分の単価と比べられます
  • 販促:業種別の訴求点、販促チャネル、費用対効果(ROI・CPA)の試算
  • コンサル:初期投資・固定費から月次の収支と損益分岐点を出します
見積の利益・税・差引利益と、コンサルの「顧客の事業を診断」(所見つき)はプロの機能です。 販促の費用対効果、開業の採算試算、自分の単価と相場の比較はフリーからお使いいただけます。
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会員プラン

できることの範囲

安全に関わる情報は、どの段階でも無料です。 飛行禁止エリア、緊急用務空域、気象、飛行判断は登録なしでもご覧いただけます。 有料の対象は「記録が残ること」と「業務で使えること」です。

ゲスト安全に関わる情報。予報は1日先まで
フリー予報2日先まで、飛行日誌(端末内)、地点の保存
スタンダード予報7日先まで、飛行日誌のサーバー保管、フライトログ無制限
プロ予報14日先まで、相場データの詳細、業務向けの機能

DPA会員・DBT会員はスタンダードを、aotori/aotori mini会員はプロを無料でご利用いただけます。

機能一覧・料金を見る →

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よくある質問

飛行禁止エリアに入っていなければ飛ばせますか

いいえ。表示されるのは国土交通省が公開している範囲です。条例、施設管理者の定め、 土地所有者の許可など、別に確認すべきことがあります。また表示されるエリア内でも、 許可・承認を受ければ飛行できる場合があります。

「飛行可(目安)」と出ていれば安全ですか

目安です。判定は一般的な民生機を想定した風速のしきい値によるもので、 機体ごとの耐風性能、操縦者の技量、周囲の障害物や地形は考慮していません。 最終的な判断は操縦者が行ってください。

予報はどこまで当たりますか

3日目までは細かい格子の予報(気象庁MSM)で、比較的細かい変化まで追えます。 4日目以降は粗い格子のモデルに切り替わるため、時間ごとの変化はならされます。 先の日は「傾向」としてご覧ください。

50mや150mの風はどこから来ていますか

気象データが実際に持っているのは10m・80m・120m・180mです。 50mは10mと80mから、150mは120mと180mから計算した推定値です。 地上の実測値から換算したい場合は「風速換算」をお使いください。

飛行日誌のデータは消えませんか

端末の中に保存しているため、ブラウザのデータを消すと失われます。 スタンダード以上ではサーバーにも保管でき、端末を買い替えても記録が戻ります。

スマートフォンのホーム画面に置けますか

置けます。ブラウザの共有メニューから「ホーム画面に追加」を選ぶと、 アプリのように起動できます。

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